シュリーマンの語学学習方法から幼少期の英語学習について考えてみた
前回の日記でネイティブの話し方に近づくための方法を紹介しましたが、その方法にはあるモデルとなる学習方法がありました。
それは、ハインリッヒ・シュリーマン(1822年~1890年)というドイツの考古学者が用いていた語学取得方法です。
wikipediaより引用
このシュリーマンの本職は考古学者で、ギリシャ神話に登場するトロイア遺跡を実際に発見したことで有名な方です。
しかし、有名な考古学者であると同時に、18ヵ国語の言語を習得したことでもその名を知られています。
では、どのように語学をマスターしたのかというと、やはり音読をすることに重きを置いていたようです。
しかし、単語の意味などを一つ一つ調べることはせず、ちょっとした簡単な翻訳をする程度。
毎日1回はその授業を受けることと、興味のあることについて作文を書くこと。そして、その作文を先生に訂正してもらい、翌日にはそれを暗記して授業で暗誦することを繰返したそうです。
この方法で、英語であれば6ヶ月程度で基本的なところを習得してしまったというから驚きです。
この言語マスターとも言えるシュリーマンの語学取得法は、シュリーマンの記憶力が人よりもずば抜けていたからできた方法と思われるかもしれません。
確かにそういった要素もあるとは思いますが、実際にこれだけの言語を習得した事実は、この方法に言語を習得するための重要なエッセンスがあると思っても良いのではないでしょうか。
ですので、幼少期の英語学習を自分の子供にさせる場合にも、教に1日の中で自分が楽しかったことなどを簡単な作文にでもさせることから始めると良いと思います。
もちろん、最初のうちから英語で文章を書くのはとてもハードルが高いことなので、文章にならなくても大丈夫です。
単語と単語を並べることから始めてみるだけでも良いでしょう。例えば、今日食べたケーキが美味しかったのなら、「Today」「Cake」という単語を書かせるとか、あるいは私の場合は単語カードのようなもの(イラスト付き)を作ってあげて、それを並べさせることから始めました。
このように、小さなことからでも英語力を鍛える努力をすることで、子供の将来の英語力に差が出ると私は感じています。
英語であれ何であれ、最初は誰でも全くできないものです。なので、今の自分の子供ができることを親が用意してあげて、少しずつそれに触れさせることが大切だと思います。
どんなことからでも良いので、あなたの子供に合ったレベルの英語学習から始めさせてあげてくださいね。
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